下関市で4枚建の窓を交換(カバー工法)|YKK APマドリモを室内施工した事例

こんにちは!MADOSUKEです!

今回は、下関市の不動産オーナー様よりご依頼いただいた、賃貸物件の寝室窓の交換(カバー工法)による工事をご紹介します。

採用したのは、YKK APマドリモのハイブリッド樹脂窓。横幅のある4枚建の引違い窓を、室内側から取り付ける方法で施工しました。

前回ご紹介した室外施工とは異なる、室内施工ならではの段取りや、大きな窓をきれいに納めるための工夫をお伝えします。

施工前|賃貸物件の寝室にある4枚建の引違い窓

交換前の4枚建引違い窓を室外から見た様子
施工前の外観
賃貸物件の寝室にある交換前の4枚建引違い窓
施工前の内観

こちらが施工前の窓です。今回は、既存のサッシ枠を残し、その内側に新しい窓枠を取り付けるカバー工法で交換します。

壁を壊さずに交換できますが、既存の枠がまっすぐとは限りません。現地調査では、幅や高さに加えて、窓枠の傾きや歪みも確認します。

現地調査で約10mmの歪みを確認|納まりを考えて採寸

既存の窓枠にレーザーを当てて傾きを確認している様子
レーザーで歪みチェック
定規を当てて既存の窓枠の歪みを測定している様子
歪みの寸法を測定

レーザーで確認すると、今回の窓枠は左側に傾いており、約10mmの歪みがありました。

歪んだ既存枠に合わせて新しい窓まで傾けてしまっては、せっかく交換する意味がありません。新しい枠を垂直・水平に取り付けられるよう、調整に必要な余裕を確保します。

今回は、歪みの分と取り付けに必要なクリアランスを考慮し、採寸した幅に対して、新設窓のW寸法を20mm小さく設定しました。

※20mmは今回の現場条件に合わせた寸法です。すべての窓に共通する寸法ではありません。

施工当日にきれいに枠を納めるためには、現地調査の段階で歪みを把握し、取り付け方法まで考えておくことが大切です。

室内施工を選んだ理由は、大きな枠の組み立てスペース

室内の作業スペースでマドリモのサッシ枠を組み立てている様子
室内でサッシ枠を組み立て

今回は4枚建の大きな窓のため、室外には枠を広げて組み立てる十分なスペースがありませんでした。そこで、室内で組み立て、そのまま室内側から取り付ける方法を選びました。

今回採用したマドリモには、室外側から枠をはめ込む方法と、室内側からはめ込む方法があります。今回はどちらも検討できる現場でしたが、作業スペースを考えて室内施工にしています。

ただし、取り付ける方向を変えるだけではありません。マドリモは、室内施工と室外施工で枠の組み立て方や部品を取り付ける順序が変わります。

雨戸の有無や、引違い窓・たてすべり出し窓などの窓種、使用する枠によっても手順が異なるため、製品仕様と現場条件に合わせた段取りが必要です。

既存の障子を撤去し、気密シートを取り付け

既存の障子を撤去して窓枠まわりに気密シートを貼り付けている様子
気密シートを貼り付け

既存の障子を取り外した後は、気密シートを取り付けます。今回のマドリモの施工における、大切な工程の一つです。

完成後には隠れてしまう部分ですが、枠まわりの気密を確保するため、丁寧に施工していきます。

室内施工の手順に合わせて窓の上部に部材を取り付けている様子
室内側から部材を取り付け

続いて、室内施工の手順に合わせ、必要な部材を室内側から取り付けていきます。

気密シートの巻き込みを防ぎながら、新しい枠を取り付け

室内側から新しい枠をはめ込む際は、気密シートを巻き込みやすいため、注意が必要です。

今回は、気密シートをマスキングテープで仮固定し、枠を入れるときに引っ掛かりにくくしてから取り付けました。

枠を納めた後も、シートの状態を確認しながら作業を進めます。

レーザーを確認し、1mm単位でスペーサーを調整

位置を調整した新しいサッシ枠をビスで固定している様子
新しいサッシ枠をビスで固定

新しい枠をはめ込んだら、レーザーを見ながら垂直・水平を確認し、スペーサーを使って調整しながらビスで固定していきます。

今回は、スペーサーの厚さを1mm単位で調整し、枠の位置を整えました。

窓の建て付けは、最後に障子の戸車を調整すれば、何でも直せるわけではありません。枠に傾きや曲がりが残っていると、窓を閉めたときの隙間や開閉の具合に影響します。

特に4枚建のような大きな窓では、枠全体の納まりを確認することが重要です。障子を入れる前の段階から、丁寧に調整していきます。

ハイブリッド樹脂窓の構造|アルミの枠に樹脂枠を取り付け

固定したアルミ枠の室内側に樹脂枠を取り付けている様子
樹脂枠を取り付け

アルミの枠を固定した後は、室内側に樹脂枠を取り付けていきます。

今回のハイブリッド樹脂窓は、樹脂製の障子と、アルミ樹脂複合構造の枠を組み合わせた製品で、メーカーでは樹脂窓に位置付けられています。

一般的なアルミ樹脂複合窓と混同されやすいのですが、今回の製品は、ガラスを囲む障子のフレームが樹脂製です。既存の窓への納まりと、断熱性の両方を考えた構造になっています。

障子・網戸を取り付け、室内外を仕上げて完成

マドリモの樹脂製の障子を新しい窓枠にはめ込んでいる様子
障子をはめ込む

枠の施工ができたら、4枚の障子をはめ込み、網戸を取り付けます。

新しい4枚建引違い窓に網戸を取り付けている様子
網戸の取り付け

室外側には、既存のサッシ枠を覆う部材を取り付けて仕上げます。

マドリモの4枚建ハイブリッド樹脂窓に交換した後の外観
完成した窓の外観

室内側には樹脂額縁を取り付け、既存の枠が見える部分を隠していきます。

室内側の既存枠を覆う樹脂額縁を取り付けている様子
室内の樹脂額縁を取り付け
窓交換と樹脂額縁の取り付けが完了した寝室の内観
室内から撮った完成写真

代表者が一人で施工|取り付けは1日、清掃は翌日に実施

今回は空き家で、室内に作業スペースを確保できたため、枠の組み立てから取り付け・仕上げまで、代表者の寺川が一人で施工しました。

写真撮影を担当する者はいましたが、施工はすべて代表者本人が行っています。

結果として、窓の取り付けと仕上げまでは1日で完了しました。ただし、片付け・清掃までは終えられなかったため、翌日に改めて清掃を行いました。

今回の現場では、室外施工であれば工程や調整にかかる時間を短縮でき、清掃まで1日で終えられた可能性はあります。

工期は、窓の大きさや施工方法、作業スペースなどで変わります。今回は「4枚建・室内施工・代表者一人での施工」という条件での実績です。

今回の工事費用|補助金88,000円を活用

内容金額
工事総額(税込)359,000円
補助金額88,000円
補助金を差し引いた実質ご負担額(税込)271,000円

上記は、今回の窓の寸法・仕様・施工条件における実績です。同じ4枚建でも、製品仕様や現場の状況によって費用は異なります。

メーカーの価格改定について

掲載金額はメーカーの価格改定前の施工実績です。今後、同じ仕様でも同額でのご案内ができない場合があります。現在の価格は、現地確認後のお見積もりでご案内します。

価格改定の詳細:YKK AP「価格改定について」(2026年6月29日付・PDF)

補助金申請はMADOSUKEが担当|申請代行手数料は不要

先進的窓リノベ事業は、登録された「窓リノベ事業者」が申請を行う制度です。登録していない施工業者では、この制度の申請はできません。

MADOSUKEは先進的窓リノベ2026事業の登録事業者として、対象工事の申請まで対応しています。別途の申請代行手数料はいただいていません。

お客様には必要書類のご準備やご署名などにご協力いただきますが、申請システムへの入力や書類の提出は当店が行います。

記事作成時点で、当店が申請し、審査結果が出た案件はすべて交付決定を受けています。今後の案件も、対象条件や必要書類を確認したうえで申請を進めます。

※補助金の利用には対象要件があります。予算や申請期限などにより利用できない場合があり、過去の実績が今後の交付を保証するものではありません。

室外施工のマドリモ交換事例もご紹介しています

今回は室内施工で4枚建の窓を交換しましたが、室外側から取り付けた事例も掲載しています。

下関市で傾いたサッシを交換|YKK APマドリモの室外施工事例はこちら

下関市の窓交換は、現地調査から施工・補助金申請まで対応

今回のような大きな4枚建の窓も、既存枠の状態や作業スペースを確認し、現場に合った方法で交換します。

完成後の見た目だけでなく、隠れてしまう枠の調整や気密処理も大切にしながら施工しています。

下関市で、ご自宅や賃貸物件の窓交換をご検討の方は、MADOSUKEへご相談ください。現地調査・お見積もりは無料です。

お問い合わせ 土日祝も対応|8:00〜20:00
050-1720-2032