サッシ屋の日常⑩|ユニットバスも浴室ドア交換できるの?と聞かれる話

サッシ屋の日常⑩|ユニットバスも浴室ドア交換できるの?と聞かれる話

浴室ドア交換のご相談で、「ユニットバスでも浴室ドアは交換できますか?」と聞かれることがあります。
結論からいうと、ユニットバスの浴室ドア交換は可能です。
ただし、浴室ドア本体だけ交換できる場合と、既設枠に新しい枠を取り付ける工法が必要な場合があります。

今回は、ユニットバスの浴室ドア交換でよくある「ドアだけ交換できるの?」「カバー工法とアタッチメント工法は何が違うの?」という話を、サッシ屋目線で解説します。

ユニットバスも浴室ドア交換はできます

ユニットバスの浴室ドア交換はできます。
ただし、すべての浴室ドアが「今付いているドア本体だけを外して、新しいドア本体を付ける」という形で交換できるわけではありません。

浴室ドアは、メーカーやシリーズ、製造年数、既設枠の形状によって交換方法が変わります。
そのため、浴室ドア交換では現地確認がとても大切になります。

TOTOサザナは本体のみ交換できる場合があります

例えば、TOTOのサザナシリーズでは、メンテナンス製品として浴室折れ戸本体のみ交換できる場合があります。

ただし、同じTOTO製でもすべての浴室折れ戸に当てはまるわけではありません。
浴室折れ戸のラベルに「サザナ」と記載されている場合など、対象となる条件があります。

注意点:
同じTOTOの浴室ドアでも、サザナ以外のシリーズでは本体のみ交換ができない場合があります。
ラベルや品番、既設枠の状態を確認する必要があります。

10年以上経過した浴室折れ戸は本体交換が難しい場合があります

その他の浴室折れ戸の場合、製造から10年以上経過していると、浴室折れ戸本体のみの交換が難しいケースが多くなります。

理由は、現在販売されている浴室折れ戸が、今お使いの浴室ドア枠に合わないことが多いからです。
浴室ドアは見た目が似ていても、枠の形状や寸法、納まりが違うことがあります。

  • メーカー部品が廃盤になっている
  • 同じシリーズのメンテナンス部品がない
  • 現行品が既設枠に合わない
  • 枠の形状や寸法が特殊

そのため、古い浴室ドアの場合は、ドア本体だけではなく、浴室ドア枠ごと交換する方法を検討することになります。

カバー工法とアタッチメント工法があります

浴室ドア本体だけの交換が難しい場合、既設の浴室ドア枠を活かして新しい浴室ドアを取り付ける工法があります。
代表的なのが、カバー工法とアタッチメント工法です。

アタッチメント工法

既設枠を利用しながら、開口が小さくなりにくく、段差もできにくい工法です。
バリアフリー対応の浴室ドア交換に向いています。

カバー工法

既設枠の上から新しい枠を被せて浴室ドアを交換する工法です。
施工しやすい反面、開口が少し小さくなったり、段差ができる場合があります。

ざっくり言うと、アタッチメント工法は「開口が変わりにくい・段差ができにくい」、
カバー工法は「開口が少し小さくなる場合がある」と覚えていただくと分かりやすいです。

ユニットバスはアタッチメント工法がおすすめです

ユニットバスは、脱衣場から浴室までがフラットになっていたり、もともとの開口が狭い場合があります。

浴室ドアを開けて、少しかがんで浴室に入っている方や、体格によっては身体を斜めにして出入りされている方もいらっしゃいます。

そのため、ユニットバスの浴室ドア交換では、開口が小さくなりにくく、つまずく段差もできにくいアタッチメント工法がおすすめです。

ユニットバスの場合:
開口が狭くならないこと、段差ができにくいことはとても大切です。
特に高齢の方が使われる浴室では、出入りのしやすさも考えて工法を選ぶ必要があります。

一般住宅では現場ごとに適した工法が変わります

反対に、一般住宅の浴室ドア交換では、カバー工法でご提案する場合もあれば、アタッチメント工法でご提案する場合もあります。

既設枠の形状、開口寸法、バリアフリー仕様かどうかによって、適した工法や商品が変わるためです。

特に、セキスイハウスやミサワホームなどのハウスメーカー住宅では、浴室ドア枠が特殊な造りになっている場合があります。
そのため、カバー工法で対応できるのか、アタッチメント工法が必要なのかは、現地で判断する必要があります。

排水仕様の場合はオプション部材が必要なこともあります

浴室ドアの下レールから排水するタイプの場合、排水仕様に合わせたカバー材やオプション部材が必要になる場合があります。

浴室ドアは、ただ寸法が合えば交換できるというものではありません。
水の流れ、段差、開口寸法、既設枠の納まりまで確認して、適した商品を選ぶ必要があります。

浴室ドア交換は現地調査が必要です

浴室ドア交換は、写真だけでは判断が難しいことがあります。
特にユニットバスやハウスメーカー住宅の場合、既設枠の形状や排水仕様によって使用できる商品が変わります。

そのため、当店では浴室ドア交換のお見積もりは、現地確認のうえでご案内しています。

まとめ

ユニットバスの浴室ドア交換は可能です。

ただし、浴室ドア本体のみ交換できる場合と、カバー工法・アタッチメント工法が必要な場合があります。

開口寸法、段差、排水仕様、既設枠の形状によって適した工法が変わるため、浴室ドア交換は現地調査が必要です。

サッシ屋の日常⑩

「ユニットバスも浴室ドア交換できるの?」と聞かれることがありますが、
実際にはドア本体だけで済む場合もあれば、枠の形状や排水仕様まで確認が必要な場合もあります。
浴室ドア交換をご検討中の方は、まずは現地確認のうえでご相談ください。

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050-8882-0527