下関市で開かないルーバー窓を片上げ下げ窓へ交換|マドリモ施工事例
下関市で、開かなくなったルーバー窓をYKK APのマドリモ樹脂窓「片上げ下げ窓」へ交換しました。
既設と同等のルーバー窓は製造を終了していたため、開閉できて断熱性も高められる片上げ下げ窓をご提案。壁を大きく壊さず、既設枠を活かすカバー工法で施工しています。
今回採用した樹脂窓は先進的窓リノベ2026事業の対象製品です。工事費180,000円に対し、この1窓分の補助額は41,000円となり、補助額を差し引いた実質負担額は139,000円でした。今回は対象となる窓を2箇所同時に交換し、補助額の合計が82,000円となったため、申請条件を満たしています。
| 施工場所 | 下関市 |
|---|---|
| ご相談内容 | ルーバー窓が開かなくなった |
| 交換商品 | YKK AP マドリモ樹脂窓・片上げ下げ窓 |
| 施工方法 | カバー工法・室外施工 |
| この窓の工事費 | 180,000円 |
| この1窓分の補助額 | 41,000円 |
| この窓の実質負担額 | 139,000円 |
| 同時施工した2窓分の補助額 | 合計82,000円 |
開かなくなったルーバー窓を片上げ下げ窓へ
既設のルーバー窓は、ハンドルを回しても開かない状態でした。ルーバー窓は複数のガラス羽根と開閉部品で構成されており、部品の破損や経年劣化によって開閉できなくなることがあります。
今回は既設と同等の商品を用意できなかったため、マドリモ樹脂窓の片上げ下げ窓へ交換しました。片上げ下げ窓は、下側の障子を上下に動かして開閉できるため、採風しながら窓の断熱性も見直せます。
マドリモは室外施工と室内施工を選べます
マドリモは現場の状況に合わせて、室外施工と室内施工を使い分けられます。
- 室外施工:新しい窓をあらかじめ組み立てておき、室外側から既設枠へはめ込む方法
- 室内施工:室外側に安全な作業床を確保しにくい場所で、室内側から窓を組み立てて取り付ける方法
今回は室外側に作業できる場所があったため、前日に組み立てた窓を搬入し、室外施工で取り付けました。階段や段差がある場所でも、可変式脚立で安全な作業床を確保できる場合は施工可能です。ただし、脚立を安定して設置できるか、窓の大きさや搬入経路に問題がないかを現地で確認して判断します。
ルーバー窓から片上げ下げ窓へ交換する施工の流れ
① 施工前|開かなくなった既設ルーバー窓

こちらが交換前のルーバー窓です。開閉できない状態だったため、既設枠を残して新しい窓を取り付けるカバー工法で交換します。
② ルーバーガラスを取り外して撤去

窓が開かないため、ルーバーガラスを1枚ずつ取り外します。通常どおりに外せない部分は、周囲を傷めないよう必要に応じて切断しながら撤去しました。
③ 既設枠に付いている部品を撤去

ガラス羽根を外した後、開閉機構など既設枠に付いている不要な部品を撤去します。既設枠そのものは、新しい窓を取り付ける土台として残します。
④ 既設枠を加工して納まりを整える

既設枠の形状は現場ごとに異なり、必ずしも図面どおりではありません。新しい窓をはめ込んだときに枠が浮かず、できるだけきれいに納まるよう、不要な出っ張りや部材を見極めて切断・加工します。
⑤ 既設枠を清掃して気密シートを施工

加工後の切り粉や汚れを清掃し、既設枠の四方に気密シートを貼ります。マドリモは、この気密シートで窓の内外を密閉して防水ラインをつくるノンシールカバー工法に対応しています。
⑥ 前日に組み立てた新しい窓を搬入

今回は室外施工のため、窓枠とガラス障子を前日に組み立てておきました。完成した窓を傷付けないよう、2人で施工場所まで搬入します。
⑦ 室外側から新しい窓をはめ込む

加工と防水処理を終えた既設枠へ、室外側から新しい片上げ下げ窓をはめ込みます。枠や外壁を傷めないよう、2人で角度と位置を合わせながら慎重に納めます。
⑧ 室内側からビスで固定し、水平・垂直を調整

1人が室内側から窓枠をビスで固定します。片上げ下げ窓がスムーズに開閉するよう、水平・垂直と枠のねじれを確認しながら位置を調整します。
⑨ 枠の重なりをコーキングで仕上げる

新設窓枠には気密材が付いており、既設枠に密着して気密性を確保します。そのため、枠の重なりにわずかな隙間があるように見えても、すぐに防水上の不具合を意味するものではありません。
マドリモは気密シートと枠の気密材で防水できるため、室外側に作業床を確保できない場所では、商品仕様と現場の納まりを確認したうえでノンシール施工を行えます。今回は室外側から作業できたため、防水性をさらに高めるとともに、枠の重なりが隙間に見えないようコーキングを追加して外観を整えました。
⑩ 完成|室内側

室内側の完成写真です。下側の障子を上げて開閉できる片上げ下げ窓になり、再び換気できるようになりました。樹脂窓と複層ガラスにより、既設のルーバー窓から断熱性能も向上しています。
⑪ 完成|室外側

室外側も、既設枠との重なりを整えてすっきりと仕上がりました。外壁を大きく壊さず、開かなくなったルーバー窓から片上げ下げ窓へ交換できました。
先進的窓リノベ2026の補助金で負担を軽減
今回のマドリモ樹脂窓は、先進的窓リノベ2026事業の対象製品です。この窓は戸建住宅の外窓交換(カバー工法)、性能区分A・小サイズに該当し、1窓分の補助額は41,000円でした。
| 項目 | 金額・申請内容 |
|---|---|
| この窓の工事費 | 180,000円 |
| この1窓分の補助額 | 41,000円 |
| この窓の実質負担額 | 139,000円 |
| 同時施工した窓 | 2箇所 |
| 2窓分の補助額 | 合計82,000円 |
| 補助金申請 | 合計50,000円以上のため申請対象 |
先進的窓リノベ2026事業は、1申請あたりの合計補助額が50,000円以上であることが申請条件です。この窓1箇所分の補助額は41,000円のため、この1窓だけでは補助金はおりません。ただし、今回は対象窓を2箇所同時に交換し、補助額の合計が82,000円となったため、補助金を申請できました。
補助額は、窓の性能区分と枠外寸法の面積によって変わります。戸建住宅の外窓交換(カバー工法)・性能区分Aの場合、小サイズは41,000円ですが、中サイズは66,000円、大サイズは88,000円です。そのため、大きめの腰高窓や掃き出し窓など、1窓分の補助額が50,000円を超えるサイズ・性能区分であれば、1窓だけでも申請条件を満たせる場合があります。
※腰高窓や掃き出し窓という名称だけで補助額が決まるものではありません。建物の種類、対象製品の性能区分、窓の枠外寸法によるサイズ区分で補助額が決まります。対象製品、補助額、申請条件は年度や製品仕様によって変わる場合があります。詳しくは先進的窓リノベ2026事業公式サイト「外窓交換(カバー工法)」をご確認ください。
下関市で開かないルーバー窓の交換をご検討の方へ
ルーバー窓が開かない、ハンドルが空回りする、すき間風や寒さが気になる場合は、部品修理だけでなく外窓交換が適していることがあります。
MADOSUKEサッシ・ドアでは、既設枠の形状や室外側の作業環境を確認し、室外施工・室内施工のどちらが適しているかを判断します。階段や段差がある場所、室外側に足場を設置しにくい窓についても、まずは現地状況を確認いたします。
下関市でルーバー窓の交換やマドリモ樹脂窓をご検討中の方は、MADOSUKEサッシ・ドア下関店へご相談ください。
