下関市長崎中央町の玄関引戸交換|LIXILリシェント・下枠斫り+三方カバー工法
下関市長崎中央町で、古くなった玄関引戸をLIXIL「リシェント玄関引戸」へ交換しました。
今回の玄関は、現地調査の際にお客様から「扉があまり動かない」「下のレールが大きく変形して外れそう」とご相談いただきました。
レーザーで確認すると、既設下枠の左右には約20mmの高低差があり、そのまま既設下枠を利用してカバー工法を行うことが難しい状態でした。
そこで既設玄関全体の状態を確認し、今回は変形の大きい下枠のみを斫って撤去し、上枠・左右枠を残す三方カバー工法で施工しました。
現地調査|玄関引戸が動きにくく、下レールにも大きな変形

玄関引戸や玄関ドアの交換では、既設枠や床の状態によって適した施工方法が変わります。
今回は、どのような交換方法が適しているか判断するため、お客様に少しお時間をいただき、レーザーを使って既設玄関の状態を確認しました。
下枠の水平を確認すると、左右で約20mmの高低差がありました。
この状態のまま既設下枠を残して新しい玄関枠を取り付けると、適切に水平を出すことが難しくなります。
完全に斫り替えるか、下枠だけ撤去するかを現地で検討
そこで、既設枠をすべて撤去して玄関を交換する方法と、変形している下枠だけを撤去して上・左右の既設枠を利用する方法の両方を検討しました。
上枠・左右枠についてもレーザーで垂直や枠の倒れを確認したところ、大きな問題はありませんでした。
そのため今回は、必要以上に既設枠を解体せず、下枠のみを斫って撤去する三方カバー工法をご提案しました。
既設の上枠・左右枠を利用できるため、すべての枠を撤去する工事と比べて工事範囲を抑えやすく、残した既設枠についても額縁で覆って仕上げることができます。
欄間をなくして、背の高い玄関引戸へ交換
交換前の玄関には、引戸の上部に欄間がありました。
現地調査の際にLIXILリシェント玄関引戸の製作可能範囲を確認したところ、今回の開口寸法では欄間を設けず、玄関引戸本体を上まで大きくする仕様で製作できることが分かりました。
お客様にも欄間あり・欄間なしの違いをご説明し、今回は欄間なしの仕様をお選びいただきました。
欄間をなくすことで玄関全体がすっきりとした印象になり、背の高い玄関引戸へ変更できます。
工事当日|既設玄関引戸を撤去します

工事当日の玄関です。写真でも、下枠の左側が大きく曲がっていることが確認できます。
また、室外側と室内側の床にも約20mmの高低差があるため、現地調査で確認した状態をもとに、新しい玄関枠を水平に取り付けられるよう施工していきます。
既設の欄間を撤去

今回は欄間なしのリシェント玄関引戸へ交換するため、既設玄関の欄間部分を撤去して開口を広げていきます。

このあと電動工具を使用して下枠を斫るため、粉塵や破片が周囲へ広がりにくいよう施工範囲を養生してから作業を進めます。
変形した既設下枠を斫って撤去

今回の施工で重要になるのが、大きく変形していた既設下枠の撤去です。
周囲のタイルや既存部分の状態を確認しながら、下枠周辺を少しずつ斫っていきます。

現在はカバー工法を選択できる現場が増えていますが、既設玄関の状態によっては、今回のように必要な部分を撤去して施工する場合もあります。

既設下枠を撤去し、新しい玄関枠を取り付けるためのスペースを確保しました。
レーザーで水平を確認しながら下枠の高さを調整

既設下枠を撤去したあとは、新しい玄関枠を水平に取り付けるための下地を作ります。
レーザーで水平を確認しながら高さを調整し、下枠部分にセメントを施工して新しい玄関枠を設置する準備を進めます。
玄関引戸や玄関ドアは毎日開け閉めする場所だからこそ、完成時の見た目だけでなく、枠の水平・垂直・倒れを確認しながら取り付けることが重要です。
LIXILリシェント玄関引戸の新しい枠を取り付け

下枠部分の準備ができたら、組み立てた新しい玄関枠を設置します。
水平だけでなく、左右の垂直や枠の倒れも確認しながら固定していきます。
枠の取り付け後は玄関引戸を吊り込み、鍵の取り付けや建付けの微調整を行います。
既設の三方枠を額縁でカバーして仕上げます
今回残した上枠・左右枠は、そのまま見える状態にはなりません。
既設枠を覆うように額縁を加工して取り付け、新しい玄関引戸と一体感のある外観に仕上げていきます。
室外側の額縁を取り付けたあとは、額縁と外壁の取り合い部分をコーキングして防水処理を行います。
室内側にも額縁を取り付け、残した既設枠が見えないよう仕上げます。
施工完了|欄間付き玄関から欄間なしのリシェントへ

朝から工事を開始し、夕方には新しい玄関引戸の取り付けが完了しました。
交換前は欄間のある玄関でしたが、今回は欄間をなくして玄関引戸本体を高くしたことで、玄関全体がすっきりとした印象になりました。
大きく変形していた既設下枠は撤去し、上・左右の既設枠については状態を確認したうえで利用。必要な部分だけを撤去することで、今回の玄関に合わせた三方カバー工法で施工しました。
室内側も額縁で仕上げて施工完了

室内側についても、残した既設の上枠・左右枠を額縁でカバーして仕上げました。
既設枠を利用するカバー工法でも、そのまま古い枠が見える状態で仕上げるのではなく、新しい玄関枠に合わせて額縁を取り付けます。
室外側・室内側ともに仕上げを行い、玄関引戸交換の施工完了です。
玄関の状態によって適した交換方法は異なります
LIXILリシェントなどのカバー工法は、既設枠を利用して新しい玄関を取り付けられる工法ですが、すべての玄関を同じ方法で施工できるわけではありません。
今回のように下枠だけが大きく変形している場合や、既設枠そのものに傾きがある場合など、玄関の状態によって適した交換方法は変わります。
MADOSUKEサッシ・ドアでは、現地で既設玄関の状態や水平・垂直などを確認し、既設枠を利用できる部分と撤去が必要な部分を判断したうえで施工方法をご提案しています。
既設枠をすべて撤去して交換する場合もあります
既設枠の状態によっては、今回のように三方の既設枠を残すのではなく、玄関枠を撤去して新しい玄関を取り付ける方法を選択する場合もあります。
以前、下関市で施工した玄関引戸では、既設玄関枠を撤去して新しい玄関引戸へ交換しました。
下関市の玄関ドア交換・玄関引戸交換はMADOSUKEサッシ・ドアへ
MADOSUKEサッシ・ドアでは、下関市で玄関ドア交換・玄関引戸交換に対応しています。
今回施工したLIXILリシェント玄関引戸のほか、開き戸タイプの玄関ドア交換についてもご相談いただけます。
「玄関ドアが古くなった」「玄関引戸が重くて動かない」「レールが傷んでいる」「鍵が掛かりにくい」「玄関を新しくしたい」といった場合も、既設玄関の状態を現地で確認します。
既設枠や床の状態に応じて、カバー工法、今回のような下枠を斫る三方カバー工法、既設枠を撤去して交換する方法などを検討します。
