本日はサッシ窓の裏板が落ちた場合、サッシ屋はどうやって直すのかご紹介していきたいと思います。
ペアガラスサッシのクレセント錠の裏板戻し作業

クレセント錠の交換を自分で行なう場合、裏板を落とさないように注意しないといけません!裏板が落ちてしまっては、クレセントは取り付けができません。ですが、皆さんわかっていてもやってしまいがちです笑
裏板が落ちたら、まずやるべきことは専門業者にお任せしましょう!窓のカギがかけられないというのは、防犯上良くないので、業者が来られる時間帯のうちに早く呼んで直すことが先決です。こういうのは早ければ早いほどいいですから。

この縦框の中に裏板が落ちてしまっているので、縦框キャップを外す必要があります。
写真の金具が裏板です。裏板が框の内部にあることで、薄いアルミ板を通してクレセントがネジで固定できる訳で、これがないとクレセントは取り付けできません。古い三協アルミ製の框などは、板厚が厚い為、直接ネジ穴があけられていることもありますね。必ずしも全てのクレセント錠に裏板がある訳でもないです。
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裏板を框の端から滑らせてクレセント錠の取り付け穴位置まで持っていきます。慣れたら簡単ですが、慣れないうちはクリップを穴から入れて、そこまで裏板を滑らせて千枚通しなどで位置合わせすると上手くいきます。
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あとはクレセントを取り付けて、框を戻してクレセントと受け金具の位置合わせをして調整したら作業完了ですね!